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グアム政府、外国人を対象としたワクチンツアーの実施を検討

 グアム政府は、外国人を対象としたワクチンツアーの実施を検討しているとグアムデイリーポストが報じました。

 既にグアム政府は、ワクチン接種と休暇を組み合わせた「Guam Air V(vaccine)&V(vacation)」というプログラムをアメリカ国籍の海外駐在員などを対象に始めており、入国後隔離期間を経て島内のクリニックでワクチン(ファイザー・モデルナ・ジョンソンエンドジョンソン)を接種しています。

 今回この対象者を外国人にも拡大することを検討するとみられており、現在も日本からの直行便が運航されているグアムにおいてワクチンを接種するという選択肢が増える可能性があります。ただ変異株などの存在により、慎重論もあるのが現状となり、今後議論が行われることになります。

 現在グアムは、入国後の隔離期間を10日間に短縮するなどしたほか、各ワクチン接種後2週間(グアム保健局の接種証明書が必要)の入国者は隔離期間が免除されるなど、ワクチンの普及により制限の緩和が進んでいます。また7月末までには島民の8割が接種を完了させる計画としており、近く集団免疫を獲得できる見込みとなっています。

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