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地域エアライン3社(天草エアライン・オリエンタルエアブリッジ・日本エアコミューター)とANA・JALが2022年10月にも共同運航を実施へ

 九州の地域エアライン3社(天草エアライン・オリエンタルエアブリッジ・日本エアコミューター)とANA・JALが2022年10月にも共同運航を実施する方向で調整していることがわかったとTKUテレビ熊本が報じました。

 現在各地域エアラインは、ANAまたはJALとの提携関係にありますが、今後両社との提携を行うことになり九州の地域路線の確保を目指します。


Photo : JAL

 新型コロナウイルス以前から、人口減少などにより地域航空を取り巻く環境が厳しくなると予想される中、抜本的な対策を講じることが急務となっていることで、上記5社は有限責任事業組合を設立しており、大手系列の垣根を越えて、離島生活路線等の航空路線維持に5社で取り組むことになります。

 また人口減少問題に加え、新型コロナウイルスの影響により打撃を受けていることから、経営環境は厳しさを増していますが、今回の取り組みにより地域ネットワークが将来も維持されることが期待されます。

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