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ルフトハンザドイツ航空、保管していた一部のA340-600型機を売却

 ルフトハンザドイツ航空の一部のA340-600型機が売却される予定であることが明らかになりました。

 同社はパンデミック以前まで17機のA340-600型機を運用していましたが、新型コロナウイルスの影響を受け、2020年4月の初めに7機を長期保管とし、その2週間後に残る10機も長期保管とする措置としていました。

 そして新型コロナウイルスの長期化により、当初一部の同型機の機材のみが退役となる計画でしたが、全機退役する方針に転換し、今年1月にはCarsten Spohr CEOが同機が復帰する予定が無いことを明らかにしていました。

 現地紙の情報によると売りに出されているのは、D-AIHZ、D-AIHY、D-AIHX、D-AIHW、D-AIHL、D-AIHK、D-AIHH、D-AIHF、D-AIHE、D-AIHD、D-AIHC、D-AIHBの計12機となり、既に売却先と交渉に入っているとみられ、次の活躍の場がある見込みとなっています。

 残る機材についての動きは明らかになっていませんが、長期的にはA340-300型機も退役する計画であることから、同社の4発機は減少の一途を辿ることになります。Photo : Lufthansa

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