春秋航空日本/スプリングジャパンは、2024年3月までに中国湾岸都市への新路線の開設を目指すことがわかりました。
これは同社の米澤章社長がThe Business Timesに明らかにしたもので、2024年3月までに人口1,000万人以上の中国沿岸都市への新規路線の開設を目指すとしています。
また同氏は、コロナ後に日本に行きたいと考える中国人の需要は多いとし、日本と中国の距離の近さなどがアドバンテージになるとの見方を示しています。
そのほかにも日本政府が掲げる2030年までに訪日外国人を6,000万人とする計画においては、理論上3分の1以上が中国人である必要があるとし、中国の経済発展が続く限り、それに伴い航空需要が増加するため、今後も多くの需要を取り込むことができるとの認識を示しました。
またこれまで制限がかかっていた中国籍の成田空港の発着枠は、2019年夏ダイヤまで成田空港への運航を週99往復しか認められていませんでしたが、規制が緩和され410往復の運航が可能となっていることから、アフターコロナでは日本路線の大増便も考えられ、春秋航空との提携で春秋航空日本にも恩恵があることが予想されます。Photo : Spring Japan