大韓航空は、10年以内に4発機を全機退役させる方針であることがわかりました。
これは同社のチョ・ウォンテCEOがFlight Globalのインタビューで明らかにしたもので、A380は5年以内に退役させ、B747-8Iも10年以内に退役させる計画であるとしています。
現在同社は、10機のA380と10機の747-8Iを保有していますが、今後統合するアシアナ航空の6機のA380も加わることから、それも合わせた機材の退役を進めることになります。なお2022年に予定される統合により、大韓航空は、エミレーツ航空に次いで世界第2位の規模を誇るA380のオペレーターとなります。
大韓航空は、2011年5月にA380を初受領しており、約15年で同機の運用を終えることになる予定です。また1社が同機の運用に見切りをつけた形となり、A380のオペレーターは減少の一途をたどっています。Photo : Korean Air