機材 海外LCC情報 航空ニュース

ノースアトランティックエアウェイズ、塗装が完了した実機を公開

 ノルウェーの新長距離LCCとなるノースアトランティックエアウェイズは、塗装が完了した実機を公開しました。

 この機体デザインは、バイキングが1000年前に海を航海したときに使用した船からインスピレーションを得たとし、大西洋を横断することが同じ目的であることが影響したとしてます。このようなことから、尾翼には、バイキング時代の木製ロングシップの船首をイメージしたものをデザインしています。

 同社は、2022年第2四半期までには大西洋路線の需要が回復すると考えており、来年の夏には全機となる15機のB787が大西洋便で運用されるとの予測をしています。

 同社のBjorn Tore Larsen CEOは「我々は、世界が徐々に回復していく中で、環境に優しく燃料効率が優れた最新の機体で、大陸間を低価格で運航する新しく革新的なエアラインが必要であると強く信じています。我々の計画は順調に進んでおり、旅行規制が解除され、大西洋線の需要が戻ってきたときに運航を開始する予定です」と述べており、今後1,600名の従業員を雇用する計画であるとしています。

 同社はノルウェージャンが撤退した長距離路線の需要を獲得する考えですが、ジェットブルーが単通路機で大西洋路線に進出したように、今後大西洋路線は競争が激しくなることが予想され、黒字かできるかが注目となります。Photo : Norse Atlantic Airways

新LCCのノースアトランティックエアウェイズ、B787-9型機を6機追加導入

オスロを拠点とする新長距離LCCのノースアトランティックエアウェイズが誕生 ノルウェージャンの撤退路線を引き継ぎへ

ノルウェージャン、長距離路線から撤退することを発表 B737で北欧事業に集中