タイライオンエアは、新型コロナウイルスの影響による保有機種の削減を経て、A330-900neoを受領し再びワイドボディ機を運用する見込みであることがわかりました。
同社は、これまでA330-300型機とA330-900neoを運用し、東京/成田～バンコク/ドンムアン線に投入するなどしていましたが、新型コロナウイルスの影響を受け、ワイドボディの運用を停止し、保有機材は2020年5月に親会社のインドネシアのライオンエアに移管しました。
この影響により、運航可能な機材が無いことから運休となっている東京/成田～バンコク/ドンムアン線からの撤退が有力とみられていましたが、9月20日にトゥールーズからドンムアン空港にA330-900neo(HS-LAQmsn1956）がデリバリーされたことが判明し、同路線も存続する可能性が出てきています。
現在までに同機に関する公式発表はありませんが、当面は貨物便などで運用されることが予想されます。Photo : Thai Lion Air
