2021年9月30日、事実上の経営破綻となり経営再生を目指すノックエアは、中央破産裁判所が事業再生計画を承認したことを発表しました。
ノックエアは、破産法に基づく会社更生手続きを2021年7月末に開始し、会社更生申請が破産裁判所に2020年11月4日付けで受理されています。そして債権案を策定し、2021年8月に債権者からの承認を経て、最終段階の裁判所の承認待ちとなっていましたが、無事承認されたことにより再建への道へ歩みだします。
同社は、パンデミック以前の2014年から継続的に赤字を計上していることから、今もコロナの影響がある厳しい環境下で再建を果たせるのか注目となります。
今後は、秋の国内旅行の需要を取り込みつつ、制限が緩和される見込みの国際線において、中国からのインバウンドを中心とした需要を取り込む考えを示しており、早期の再建を目指すとしています。