中国航空当局は、早ければ2021年11月にもB737MAXの運航再開を承認する可能性があることがわかりました。
これはロイター通信が関係者の情報として報じたもので、仮に中国で承認を得られた場合、主要市場の航空当局の承認は全て得ることになります。
今年8月にボーイングは、再承認に向けたテスト飛行を中国で実施しており、この一連のテスト飛行においてボーイング・チャイナのSherry Carbary 氏は、成功を収めたと語っていました。
Photo : Boeing
中国には同機を保有するエアラインが15社あり、今後も市場の成長が見込まれる中国市場においては、ボーイングは早期に承認を得たい考えでです。なお今後中国では、B737やA320の競合となるC919がリリースされる予定であることから、このクラスの機材においては、より一層競争が激しくなることが予想されています。