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カンタス航空、日本路線の12月中旬の再開を正式発表 需要の回復でB787の早期納入をボーイングと交渉

 カンタス航空は、2021年12月中旬より日本路線を再開する計画であることを正式発表しました。

 カンタス航空とジェットスターは、オーストリア政府の国境制限緩和を受け、11月から順次国際線を再開する予定としていますが、現時点で以下の路線のスケジュールが確定しています。

【カンタス航空】
◇シドニー~シンガポール 11月23日~
◇シドニー~フィジー 12月7日~
◇シドニー~ヨハネスブルク 1月5日~
◇シドニー~バンコク 1月14日~
 ホノルル、バンクーバー、東京、ニュージーランドへ線は、2021年12月中旬から開始する予定としており、その他路線は2022年に再開予定としています。なお日本路線に関しては、東京/羽田~シドニーが再開となる予定とみられ、現在のところ2021年12月19日より週4便をA330-300型機で運航し、東京/羽田~メルボルン線は、2022年2月15日より週3便をA330-300型機で運航する計画とみられています。

【運航スケジュール】
QF26羽田22:00→09:50+1シドニー 月火木土
QF25シドニー20:55→05:00+1羽田 月水金日
機材:A330-300 
QF80羽田21:30→10:05+1メルボルン 火木土
QF79メルボルン11:40→20:00羽田 火木土
機材:A330-300 

【ジェットスター】
◆メルボルン・ダーウィン~シンガポール 12月16日~
◆シドニー~フィジー 12月17日~
◆シドニー~プーケット 1月12日~

 また、国際線の予約受付以降、想定よりも需要が高いことから、既報の通りA380の運航再開時期を前倒しするほか、現在ボーイングに保管されている3機の新造機を予定よりも数ヶ月前倒しして受領することをボーイングと協議中としています。Photo : Qantas

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