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インドネシア航空当局、B737MAXの運航再開を認可 墜落を経験した国でも全て再認可が完了

 現地時間2021年12月28日、インドネシア航空当局は飛行禁止措置としてたB737MAXの運航再開を認可したことを発表しました。

 B737MAXの墜落事故を巡っては、1例目としてライオンエア機が墜落し、その後エチオピア航空機が墜落しており、先日エチオピア航空当局が同型機の運航再開の認可を発表したことから、墜落を経験した両国でも同機の運航が認可されたことになります。一時世界的に運航停止となったB737MAXですが、現在は主要市場での運航再開は認められており、ほぼ問題は解決した状況となっています。

 またインドネシア当局は、国内エアラインに対し、同型機を再び飛行させる前に耐空性指令に従い、飛行機を検査しなければならないとし、当局も飛行機を検査する予定であるとしています。

 なお同国のエアラインにおいては、ガルーダインドネシア航空が1機、ライオンエアが9機のB737MAXを保有しています。Photo : Boeing

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