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エアプレミア、今後2年間でB787-9型機の保有機数を10機まで拡大 5月にロサンゼルス線を開設

 韓国の新興エアラインのエアプレミアは、2022年5月にソウル/仁川~ロサンゼルス線を開設することを発表し、保有機材に関しては、今後2年間で10機体制を構築することを明らかにしました。

 同社は、昨年12月に就航したシンガポール線に続き、先週12日にホーチミン線を開設しましたが、創業からの主力路線として位置づけている太平洋路線として、2022年5月にソウル/仁川~ロサンゼルス線に就航すると発表しています。また機材に関しては、今年は最大4機のB787-9を運用し、2024年までに10機体制まで拡大する予定であるとし、アフターコロナを見据え積極的に路線展開する計画となります。

 なお、現状のシンガポール・ホーチミンの2路線に関しては、貨物専用便として運航しており、当面は貨物需要の見込める路線展開となり、当初予定されていた日本路線の開設は遅れる見込みです。

 また今回の発表に際し同社のMyeong Seop Yoo CEOは『安いけど不便、便利だけど高いという両極端を脱却することで、誰もが楽しめる快適さをリーズナブルに提供していきます』と意気込みを語り、自社がハイブリッドエアラインであることを強調しています。Photo : Air Premia

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