ブリテッシュエアウェイズは、運航を停止しているA380型機の運用を2021年11月から再開することを正式発表しました。
既報の通り同型機の運航再開が見込まれていましたが、同社より正式発表がなされ、まずは4機の同型機が復帰することになります。また乗務員の訓練を兼ね、当初は短距離路線に投入することが発表されており、路線の詳細は明らかにされていませんが、ロンドン~フランクフルト・マドリード線に投入する事が有力です。
その後は11月中にもマイアミとロサンゼルス、そして12月にはドバイ線に就航する予定としており、アメリカ線に関しては、ワクチン接種済みのイギリス人が入国可能になったことを受けて同型機を投入する決断に至ったとしています。
新型コロナウイルスの影響により多くのエアラインが大型機の運航を停止し、特にA380型機に関しては甚大な影響を受けましたが、徐々に同型機の運航再開が増えており、ウイルスからの経済回復と共に同型機の運航便数は、今後も回復していくことが予想されます。Photo : Airbus