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アメリカン航空、オプション権を行使して30機のB737MAXを確定発注 B787-9型機の納入遅延にも合意

 アメリカン航空は、B737MAX8を30機追加発注したことを発表しました。

 この30機の発注は、以前の契約においてのオプション権を行使するものとなり、同社の同型機の保有機数は130機まで増えることになります。

 現在同社は、同型機を42機を保有し、未受領分は58機と今回の30機となり、新規発注分に関しては、2023年と2024年に15機ずつ受領する予定で、既存の未受領分を合わせると、2022年の受領はなく、2023年に27機、2024年に21機を導入することになります。

 また生産過程において問題が発生し遅延が発生しているB787型機に関しては、発注済みの25機のB787-9型機の納入遅延にも合意しており、2023年1月の受領を予定していたものを、推定値ながら2023年第4四半期以降の受領に変更となっており、2023年には4機受領する予定です。Photo : Boeing

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