エミレーツ航空は、東京/成田~ドバイ線にA380型機を再投入する計画でしたこれを取り止めます。
当初の計画では、2022年7月1日より同型機を投入する計画でしたが、これを取り止め現在投入しているB777-300ERでの運航を継続します。
同社は、2022年後半からA380型機投入路線を拡大させる計画でしたが、現時点でドバイ~成田・北京・上海・香港・バーミンガム・コペンハーゲン・ニース・プラハの計8路線で同型機の投入を見直したことがわかっています。
徐々に世界が新型コロナウイルスとの共存に舵をきっていますが、アジアにおいては回復が遅れることが予想されていおり、正常化にはもう暫く時間がかかりそうです。なお現在のウクライナ情勢においては、ロシア上空の飛行ができなくなったことから、アジアから欧米への移動において、中東経由の需要が高まるとの予測もあり、場合によっては成田線などで同社の利用率が高まる事も予想されます。Photo : Airbus