韓国の襄陽空港(ヤンヤン)を拠点とするLCCのフライカンウォンは、2022年6月より国際線の運航再開を計画していることがわかりました。
同社は2020年2月から国際線の運航を停止してますが、韓国政府が入国制限を緩和した影響を受け、国際線の運航を再開します。
Photo : Fly Gangwon
まずはクラーク線を6月頃を目途に再開させ、その後台北・香港・マカオ線の開設を7月頃に予定しているとしています。また、ベトナム・日本・中国主要都市への就航も予定しているとしており、今後の各国の入港規制の緩和を見据えて国際線を急拡大する計画となります。
当初の計画では、2020年前半に成田・関西・中部の開設、2020年後半には広島線の開設を予定していましたが、日韓関係の悪化により他国を優先して路線開設する計画に変更し、その後コロナの影響で国際線の計画が白紙化されています。
今後はワイドボディ機の導入を予定するほか、貨物事業も強化しA330Fを導入する予定となっており、激しい韓国内での競争に勝ち抜くために事業の幅を広げる計画となります。