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エティハド航空が約2年半前に受領したA350-1000型機がようやく路線投入されデビュー

 現地時間2022年3月31日、エティハド航空は、約2年半前に受領したA350-1000型機の路線投入を開始しました。

 運航初便となったのは、アブダビ~パリ線(1往復のみ運航)となり、当面は乗務員の慣熟訓練を兼ね以下の短距離路線に投入し、7月からシカゴ・ニューヨーク線に投入する計画です。

 なお座席構成は、ビジネスクラスとエコノミークラスクラスの2クラス制となり、前者が44席、後者327席の計371席仕様となり、ビジネスクラスはプライバシーに配慮した扉が備え付けられたものとなっています。

◇アブダビ~イスタンブール 2022年4月1日~6月30日 デイリー
◇アブダビ~ムンバイ 2022年4月1日~6月30日 デイリー
◇アブダビ~ジェッダ 2022年4月3日~6月30日 週6便
◇アブダビ~デリー 2022年4月30日~6月30日 デイリー
◇アブダビ~カイロ 2022年5月2日から6月30日 週4便

 同社は、計20機のA350-1000型機を発注し、約2年半前から5機の同型機を受領していますが、経営状況の悪化により、新型機の運用が更なるコスト増加に繋がると判断し、運用せずフランスのボルドー空港で計5機を保管していました。

 今後は、B787とA350-1000を軸とした燃費性能が優れた機種に絞り保有機種を簡素化させる方針を示しており、B777やA380は完全に退役する予定です。Photo : Etihad Airways

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