羽田空港が予定する第2ターミナルの拡張工事は2022年9月以降に着工し、完成は2025年1月末を予定していることがわかりました。
この工事は、主にANAが使用する第2ターミナルにおいて、北サテライトと本館を接続する増築工事を実施し、既存施設同士を連結させるものとなります。この連結部分には少なくとも3基のボーディングブリッジを増設するとみられており、利用者の利便性向上が期待されます。
Photo : 日本空港ビルデング
また、この工事により受け入れ能力が向上することから、将来的には国内・国際線の時間帯で使い分けているスイングゲート(66~71)を国際線専用に切り替える事が可能となり、ANAの全国際線を第2ターミナルに集約する計画となり、最小接続時間(MCT)が短縮されることも期待されます。
現在は施工業者を募っている段階となり、予定工期は、これまでの情報からは若干遅れる予定で、準備工事着工時期が2022年9月以降、着工時期が2023年3月以降、竣工・引渡時期が2025年1月末を予定しています。
なおこの羽田空港おいては、主にJALとスカイマークが使用する第1ターミナルにおいても拡張工事を予定しており、2030年頃には第1ターミナルと第2ターミナルも接続する予定であるとみられています。