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羽田空港、国際線の回復は2024年度内を想定 サテライト整備に530億円を投資し将来的に第1・2ターミナルの接続を検討

 羽田空港は、旅客数の回復予測と今後の整備計画を発表しました。

 国内線においては、2023年度初めにコロナ以前の水準に回復すると予測しているとしており、2022年度はコロナ影響前比85%としています。

 また国際線においては、2024年度内に発着枠拡大後の計画水準に回復すると予測しているとしており、2022年度は計画比18%、2023年度は47%、2024年度は90%としています。


Photo : 日本空港ビルデング

 そのほか第1ターミナルと第2ターミナルのサテライト整備投資には、2022年度から2025年度にかけて530億円を投資する予定としており、T2サテライトと本館の接続により旅客動線の最適化をはかり、定時運航率の向上を目指します。また国のエプロン整備にあわせたT1サテライトの新設を予定します。

 そして将来の航空需要増加を見据えた検討として、JR東日本アクセス新線と第2ターミナルの接続、第1ターミナルと第2ターミナルを接続し国際線エリアを整備することが挙げられており、既報の通りJALの第1ターミナル発着での国際線の運航を想定しているものと考えられます。

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