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チャイナエアライン、B747Fの後続機はB777XFとA350Fのどちらも候補

 チャイナエアランのKao Shing-Hwang 社長は、B747Fの後続機は、ボーイングのB777XFおよびエアバスのA350Fがどちらも候補であり、機材選定中であることを明らかにしました。

 これはReutersのインタビューで明らかにしたもので、B747Fが退役予定であることから、今後新たな機材を選定する必要があるとし、上記2機種が候補であるとしています。

 またA330-300型機の機材更新も控えているとし、各メーカーと話し合いの場をもっていることを明らかにしており今後どの機種が選定されるのか注目されます。

 なお今年5月に台湾を訪問していたアメリカ上院議員Lindsey Grahamが率いるアメリカ代表団が台湾の蔡英文総統と会談を行った際に、台湾側へB787の購入を要請したことから、政府が株式を保有するチャイナエアラインが今後導入する可能性があることが指摘されています。ただ同社はこれまでコスト削減や効率を求めてエアバス機の比率を高める戦略をとっていたことから、どのような経営判断を下すのか注目されています。

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