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新エアラインのジェイキャス、就航時期を2024年秋に延期 大阪/関西~富山・米子・能登・石見線を開設

 2018年10月に設立された新エアラインとなるJcas(ジェイキャス)は、当初予定していた就航時期を後ろ倒しして2024年秋を就航予定としていることがわかりました。

 当初の計画では2021年秋以降としていましたが、新型コロナウイルスの影響もあり就航時期が延期となっています。

 現在のところ、就航時期は2024年秋にATR機での就航を予定し、就航第一路線は関西~富山線となり、1日3往復を予定しています。また2024年内に関西空港から石川県の能登空港、鳥取県の米子空港、島根県の石見空港へ路線展開を予定し、その後は中部国際空港への進出も予定しているものとみられています。なお関西~富山線においては、運賃を1万円から1万2千円程度を想定している模様です。

 現在は就航に向けて出資金を募っている状況となり、決して順調に資金確保ができている状況ではないことから、まずは資金確保が課題となりそうです。

 これまでにも新エアラインの立ち上げ構想は何件かあり、時代をさかのぼればレキオス航空やリンク、ここ数年内ではエア奄美、エアリージョナルジャパンが就航まで至らず倒産という形になっています。今後ATR機を使用して就航を目指すリージョナルエアラインは、ジェイキャスをはじめトキエアやフィールエアなどがあり、何社が就航まで漕ぎ着けられるのか注目となります。Photo : Jcas

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新エアラインのジェイキャス、就航時期を2023年秋に延期 大阪/関西~富山・米子・能登線を開設しその後中部国際空港にも進出へ