ロシア政府は、S7航空が保有するB737MAXをリース元へ返却することを許可したことがわかりました。
現在S7航空は、B737MAXを2機保有していますが、2022年末までにリース元であるエアリースコーポレーションとアビエーションキャピタルグループに返却する予定です。
既に返却する事に関してミハイル・ミシュスティンが署名し承認したことが明らかにされており、対象機となるVQ-BGW およびVQ-BGVは今後ロシアを離れることになります。
ロシアがリース機を盗む行為に及んで以降、自主的に航空機を返却するのは今回が初めてとなりますが、保有数が少なく、これまで同型機が飛行禁止措置がとられており運用できていない状況であったことから、あくまでも運用するにあたり非効率で不要な航空機を返却するといった意図があると推測されています。Photo : S7 Airlines