韓国の新興エアラインのエアプレミアは、2022年10月に初の北米線となるソウル/仁川~ロサンゼルス線に就航する見込みであることを明らかにしました。
同社は、今月に2号機と3号機を受領する予定となっており、これら機材を使用して新路線を開設します。既に10月からホーチミン線の開設が発表されており、同時期に東京/成田・バンコク線に就航する準備を進めていることを同社CEOが先月に明らかにしており、間もなく成田線の開設が発表されるものと推測されます。
エアプレミアは、フルサービスキャリアでもなくLCCでもないハイブリッドエアラインとしており、特に座席ピッチの広さが魅力のエアラインとなります。同社が提供する座席は、プレミアムエコノミーは座席配列を2-3-2としシートピッチは42インチとなり、多くの大手FSCよりも広くJALと同等の広さを確保しています。またエコノミークラスは座席配列が、3-3-3となりプレミアムエコノミー同様にFSCのシートピッチを上回る35インチとなり、機内の快適性で利用客を獲得したい考えです。
なお今月受領する一部機材においては、機内改修を来年に行う予定となっており、座席ピッチは上記のものとなりません。(この機材が近距離線に投入される見込み)Photo : Air Premia
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