韓国の新LCCのエアプレミアは、アメリカ運輸省(DOT)に対して、ソウル/仁川~ロサンゼルス線の路線開設申請を行いました。
同社は、長距離LCCとして2021年内の就航を予定していますが、注目されたアメリカ路線は、当初の計画通りロサンゼルが選定され、2022年第2四半期に309席仕様のB787-9型機で就航する計画であることが示されています。
先月16日には韓国の国土交通部よりAOC(航空運送事業許可)を取得しており、年内にソウル/金浦~チェジュ線に就航して運航を開始し、2022年に路線を拡大させる計画です。なおロサンゼルス線の就航前には、シンガポール・タイ・ベトナムへ路線を展開する予定としています。
同社は同路線が開設されることにより、両国民に対して新たな直行便の選択肢を提供し、友好と互恵の利益に貢献できるとし、結果として旅行者に利益をもたらし、公共の利益に繋がるとして、認可を求めています。
東アジアにフォーカスすると、今後日本からはジップエア、台湾からはスターラックス航空、韓国からはエアプレミアが新興勢としてアメリカ本土線の開設を予定しており、これらのエアラインの参入により、市場にどのような変化をもたらすのか注目となります。Photo : Air Premia