成田空港は、2022年8月の空港運用状況を発表し、国際線日本人旅客数が前年同月比670%と大幅増となり、国内線旅客便発着回数も過去最高を記録したことを明らかにしました。
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国際線は、規制緩和が進んでいる海外主要国に向けたビジネス需要、レジャー需要の増加を背景に、旅客便発着回数が前年同月比153%、旅客数が前年同月比436%と引き続き回復傾向で推移しています。特に、国際線日本人旅客数は、ハワイ便などの需要増により、前年同月比670%と7月に引き続き大幅増となりました。一方で、国際線外国人旅客数については、前年同月比 314%となりましたが、 日本の規制緩和が大きくは進んでいないことから国際線日本人旅客数ほどの伸びとはなっていません。
国内線は、3年ぶりの行動制限のない夏休みシーズンが本格始動したことを受け、旅客便発着回数が単月として過去最高 の5193 回 * ( 前年同月比143 % ) となりました 。また、旅客数も、コロナ禍前の2019年同月比で93%まで回復しています。*これまでの国内線旅客便発着回数の過去最高は、2019年8月の5189回