成田空港は、千葉県庁で開かれた県や周辺市町との意見交換会で、今後旅客ターミナルを集約する構想を明らかにしました。
既報の通り成田空港は、当初想定していた第4ターミナルの建設構想から、ターミナルを集約する計画へ方針転換したとみられており、今回正式にこの構想が明るみに出ました。
また、これまでは第1・第2ターミナルの集約とみられていましたが、成田空港の田村社長は3つのターミナルを集約する構想であることを明らかにしており、LCCターミナルも含め集約することになります。
正確な建設時期等は明らかにされていないものの、これまでの情報によれば、2030年代半ば以降に既存ターミナルをを段階的に取り壊しながら進めるものとみられ、これにより工事期間中の受け入れ施設不足問題をクリアするものとみられます。
今後は、検討会議を立ち上げて2022年度内に具体案をまとめる予定となっており、本格的に滑走路の増設に伴う成田空港の変革期の構想がまとまっていく予定です。