マレーシア航空は、保有する計6機のA380型機を2022年内に売却することを目指していますが、ついに売却先を見つけ合意に達した模様です。
これは現地紙が報じたもので、売却先はエアバスであるとし、年内に全機がエアバスに引き渡される見込みであるとしています。また、先日マレーシア航空は、エアバスとの間でA330neoを20機導入する契約を締結しましたが、この契約においてA380の引き渡しも含まれているとみられています。
このようにエアバスがA380型機を引き取る例は、ルフトハンザドイツ航空でもあり、来月10月より計6機のA380型機がエアバスに売却されデリバリーが行わる予定となっています。
なお現在までにエアバスは、これらの機材をどのように扱うのか明確示しておらず、仮にマレーシア航空のA380を引き取った場合は、今後ルフトハンザドイツ航空分とマレーシア航空分の計12機のA380で何を行うのか注目となります。
Photo : Airbus