エアインディアの親会社のタタグループは、エアアジアグループが出資するエアアジアインディアの全株式を取得したことを発表しました。
これによりエアアジアグループは、インド市場から完全に撤退することになり、日本市場に続きフランチャイズ化した海外のグループエアラインを減らしたことになります。
タタグループは、エアアジアインディアをエアインディア傘下のエアインディアエクスプレスに統合するとしており、これによりLCC部門は集約されることになります。なおFSC部門においても、ビスタラをエアインディアに統合する方針とみられ、タタグループが主導して業界を再編する方針です。
エアアジアグループは、今後はアセアン市場に注力するとしており、一時拡大を続けたエアアジアグループは、一度立て直しの期間に入ることになります。Photo : Airasia India