タイ国際航空は、日本とヨーロッパ路線を拡大するために4機のA350型機を含む計9機を追加稼働する計画です。
これは同社CEOが明らかにしたもので、今後の航空需要の回復を見据え、日本とヨーロッパ路線を拡大するために稼働機数を増やすとし、既に退役予定であった5機の復帰に向けて取り組んでいるとしたほか、新たに4機のA350-900型機をリース導入す契約を結んだとしています。なおA350の初号機は来年3月までに受領予定です。
また保管状態となっているA380については、運用再開の可能性は排除しないものの、長期にわたり保管状態となっていることから、運用再開には約8ヶ月の時間を要することなどから、現実的ではないとしています。
ただA380に関しては。ルフトハンザドイツ航空やエティハド航空に退役寸前から復帰した例もあることから、今後予想以上の需要回復がみられるとA380の復帰が現実的になってくる可能性があります。Photo : Airbus