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タイライオンエア、日本路線への再就航を検討も短期的には就航しない方針

 タイのLCCのタイライオンエアは、日本路線への再就航を検討しているものの、短期的には就航しない方針であることがわかりました。

 これは同社のコマーシャルディレクターが明らかにしたもので、今後国際線を回復させる計画であるものの、当面は短距離路線に特化するとしており、日本路線の再就航は検討しているものの、2023年第1四半期までの計画には入っておらず、再就航はその後の機材計画に左右されるとしています。

 コロナ以前の同社は、ワイドボディ機のA330やB737MAXを投入して日本路線を相次いで開設しましたが、現在はそのA330を手放したほか、B737MAXも運用を停止した状態となっています。

 同社はタイから日本への需要は、今後大幅に回復するとの見方を示す一方で、競争が激しい路線であるとの認識も示しており、今後は総合的な判断で日本への再就航を検討していくものとみられます。

 なお同社はコロナ禍で一時的にA330を復帰させるなどしましたが、現在は他ライオンエアーグループの所属となっており、グループ内で柔軟に機材を移動させることも可能であることから、計画が定まれば早い段階で日本路線に再就航する可能性も考えられます。

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