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オーストリア航空、B787型機を導入へ ルフトハンザがボーイングと機材調達に向けて協議を開始

 オーストリア航空は、B777-200ERの後続機としてB787型機の導入を検討していることがわかりました。

 これはルフトハンザグループのCarsten Spohr CEOが自社の社員向けのクリスマスイベントで明らかにしたもので、オーストリア航空の現在の機材(長距離向け)を維持するにはコストが掛かりすぎるとし、長距離線の後続機材の選定に着手しており、現在はボーイングと追加のB787型機を導入するかを協議しており、それがオーストリア航空向けの機材となる可能性あるとしています。

 これまでのオーストリア航空がB787型機を導入する可能性が高いことが指摘されていましたが、今回初めて同グループCEOが言及したことにより、その可能性が極めて高いことがわかっています。

 またこれまでルフトハンザグループの既存発注分からオーストリア航空にB787型機を配分するものと考えられていましたが、今回追加導入する可能性を指摘していることから、グループ全体で保有機材が増えるものとみられます。
Photo : Austrian Airlines

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