ルフトハンザドイツ航空は、退役予定であったA380型機の一部機材の復帰を決定しましたが、現在全機の復帰を検討していることがわかりました。
これは現地紙が報じているもので、B777X(B777-9)型機の納期が不透明であることや、大型機材不足などが影響して、全機の復帰が検討されている模様です。
また同型機の機内アップグレードも検討しているとみられており、一時的な復帰ではなく、今後長期的に運用することを念頭において現在社内で議論していると考えらえれています。
コロナ前の同社は、計14機のA380型機を保有していましたが、既に6機がエアバスに売却することが決定しており、現在8機を保有している状態となっています。現在はこのうち4機の復帰が決定しており、近い将来残る4機も復帰して8機体制となる可能性があり、今後の判断が注目されます。Photo : Lufthansa