タイライオンエアは、コロナ以前まで運用していたA330型機の再運用は現時点で考えていないことがわかりました。
これは同社のNuntaporn Komonsittivate COOがBangkok Postのインタビューで明らかにしたもので、当面はナローボディ機のB737で中国市場に重点を置き、今月には2機を復帰させ13機体制とし、年末までに18機体制にする計画としています。
また主に日本路線に投入されていたA330に関しては、現時点で再運用する予定は無いとしており、短・中期的な戦略としては、既存路線の便数を増やすことであるとしています。
なお同社はコロナ禍で一時的にA330を復帰させるなどしましたが、現在は他ライオンエアーグループの所属となっており、グループ内で柔軟に機材を移動させることはできるものの、現時点では同型機での日本路線の再開は難しいと考えられ、日本路線が再開に至ったとしてもナローボディ機での再就航が現実的かもしれません。