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エミレーツ航空とエティハド航空がインターライン契約を行う覚書を締結

 エミレーツ航空とエティハド航空は、インターライン契約を行う覚書を締結したことを発表しました。

 この覚書は、UAEの観光を促進させることを目的としており、将来的に両エアラインの利用者は、ドバイに到着してアブダビから出発するなどの航空券を発券することができ利便性の向上が期待されます。


Photo : Emirates

 今回の契約に伴いエミレーツ航空のCEOは『今回、エティハド航空と協力し、UAE内外でシームレスな旅行オプションを提供できるようになったことを嬉しく思っています。エミレーツ航空とエティハド航空は、それぞれの強みを生かし、お客様に提供するサービスを拡大し、UAEの観光を後押しします。この新しい契約は、経済の継続的な多様化を目指すUAEのビジョンに対する我々のコミットメントの一例であると確信しています。』と述べています。

 またエティハド航空のAntonoaldo Neves CEOは『UAEへのインバウンド観光を支援し、活気ある都市への旅行を促進するという共通の使命のもと、エミレーツ航空と提携できることを嬉しく思います。UAEの観光を支える2つの世界的な航空会社がインターライン契約を結んだことで、お客様が1枚の航空券でアブダビとドバイの魅力を体験できるようになり、エティハド航空とエミレーツ航空のいずれをご利用になっても、優れたフライト体験を提供することが約束されました。UAEを訪れる旅行者にとって、これはWin-Winの提案です。』

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