アメリカ司法省は、大韓航空とアシアナ航空の統合を阻止する目的で訴訟を検討している模様であることがわかりました。
現地のPOLITICOの報道によれば、アメリカ司法省は、韓国と米国間の旅客・貨物輸送における競争が損なわれる可能性を懸念し、訴訟を検討しているとしています。
同司法省が、エアラインの統合や提携で訴訟を検討するのは、バイデン政権において今回が3度目となり、これまでにジェットブルー航空とスピリット航空の合併阻止訴訟、ジェットブルー航空とアメリカン航空の提携反対訴訟などがあります。
先日EU当局は両社の統合について、中間とりまとめで、否定的な立場を示しましたが、最終決定は8月3日までに下される予定であることから、この期間までに大韓航空は、打開案を示すものとみられています。この統合における残す審査国は、日本・アメリカ・EUとなっており、今後計画通り統合できるのか注目となります。Photo : Korean Air
アシアナ航空、2023年7月以降も東京/成田～ソウル/仁川線にB747-400またはA380を投入へ A380は冬ダイヤでも運航継続見込み
