カンタス航空は、フィンエアーのA330型機をウェットリースすることを決定しました。
ウェットリースするA330は、合計2機となり、2023年10月下旬からシドニー~シンガポール線の一部運航便と2024年3月下旬からのシドニー~バンコク線の全便の運航を担当することになります。
今回のリースは、機材と乗務員をリースする形のウエットリースとなり、このリースは2年半にわたり行われ、機内ではカンタス航空仕様のサービスが提供されます。なお、2025年後半からは、最長で3年間ドライリースする契約となっています。
同社は、旺盛航空需要の回復により、日本路線を含め大幅に運航便数を増加させる計画を発表しており、今回のフィンエアーのウェットリースもその一環となり、2024年3月にはコロナ以前と同水準の運航便数にまで回復する予定です。Photo : Finnair
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