海南航空は、客室乗務員に体重制限を課す方針が明らかになり、物議を呼んでいます。
CNNなどの報道によると、この方針は、同社が定めるみだしなみにおいて、身長を基準に体重制限が決まるもので、一例として中国の成人女性の平均身長である158 cmの場合は、体重を48kg以下である必要があるとされています。
また基準を超えた客室乗務員は、毎月体重を測定し、基準を10%超えた場合は、即刻停職処分となり、減量計画が課されるものとなります。なお同社は、この方針はあくまでも健康的な生活習慣を提唱し、良好な職業上のイメージと健康的な体格を維持することを目的としているとしています。
このような方針に対し、SNSを中心に時代錯誤として批判されており、今後同社がこの方針を貫くのか、または撤回するのか注目が集まります。Photo : Hainan Airlines