エミレーツ航空は、導入予定のA350型機はアジアを含めた新規就航地開拓に活用する方針であることを明らかにしました。
これはエミレーツ航空のAdnan Kazim 取締役が明らかにしたもので、今後導入を予定するA350型機においては、同型機により中規模の需要があるアフリカ、ヨーロッパ、アジアの多くの市場に柔軟に参入できるとし、新規就航地開拓のために使用する考えがあるとし、今後もネットワークを拡大するとしています。
そして既存就航都市において多頻度運航することを想定しているとし、アメリカ・オーストラリア・ヨーロッパにもそれが最適と考えられる路線があるとしています。
なお既報の通り同社は近く約150機規模のワイドボディ機の発注を行う見込みですが、この発注は間もなく行われるとしており、この噂される発注はほぼ確実なものとみられます。
これまでA380とB777-300ERを主体としてきたことから、供給量の多さにより就航都市は限られましたが、今後A350やB787型機の導入により、日本にも新たな路線が登場することが期待されます。Photo : Airbus