大韓航空は、2023年10月よりソウル/仁川~香港線にA380型機を投入する計画です。
現在ダブルデイリーで運航している同路線ですが、2023年10月1日よりKE177/178便にA380型機を投入する予定とし、既に同型機の運航として予約の受付を開始しています。
これにより同社のA380型機による運航路線は、ニューヨーク・ロサンゼルス・台北線に続き4路線目となります。一時は成田線にも投入が予定され、これは取り消しとなりましたが、大きな話題となったことから今後成田線にも投入されることが期待されます。
なお2021年8月に同社のチョ・ウォンテCEOは、A380は5年以内に退役させ、B747-8Iも10年以内に退役させる計画であることを海外紙のインタビューで明らかにしていましたが、2022年6月にA380のパイロットを5年契約で募集を開始したことがわかっており、募集している契約期間が守られれば、退役時期が多少遅れることも考えられます。
ただ世界的に想定以上に航空需要が回復しており、他社を含め大幅に機材計画を変更していることを考慮すると、上記計画も変更となる可能性があり、今後の大韓航空の機材計画に注目が集まります。Photo : Korean Air