大韓航空は、A380型機のパイロットを5年契約で募集しています。
同社は、A380型機の乗務経験が最低でも1,000時間あるパイロットを対象に機長候補として募集を行っており、契約期間は5年間となりその後更新が可能な条件を提示しています。
昨年8月に大韓航空のチョ・ウォンテCEOは、A380は5年以内に退役させ、B747-8Iも10年以内に退役させる計画であることを明らかにしていますが、今回の募集している契約期間が守られれば、退役時期が多少遅れることも考えられます。また少なくとも他社のように即刻退役という選択肢はない模様で、今後もA380は運用を継続する見込みであることが改めて確認されています。
同社は、7月からニューヨーク・香港線にも同型機を投入する予定としており、コロナからの回復と伴に、同型機の稼働機数を増加させています。Photo : Airbus