現地時間7月13日、キャピタルA(旧エアアジグループ)傘下の貨物専用エアラインのテレポートの初号機が就航しました。
2018年に設立されたテレポートは、これまでグループ各社の旅客便の貨物室を使用して事業を展開してきましがが、この度、初の自社保有の貨物専用機となるA321Fを導入して事業の拡大を計ります。
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同機は、クアラルンプールを拠点に運用され、5時間の以内の都市に就航させる計画としており、想定している就航都市は160都市となります。また2号機と3号機のA321Fは、それぞれ2023年第4四半期と2024年第1四半期に引き渡し予定で、テレポートのマルチハブ運用モデルを活用して、クアラルンプール、バンコク、ジャカルタ、またはマニラを拠点とする予定です。
なお同社は、グループ各社の広大なネットワークと運航規模を活用して、翌日配送を強みに多くの企業から貨物の受注を獲得しており、貨物専用機の導入により更に効率化が図れるものと推測されます。