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カタール航空のスタンバイパイロットが飛行中に死亡 ここ数日で世界的に3名のパイロットが就労中に死亡

 現地時間2023年8月16日、カタール航空のスタンバイパイロットが飛行中に死亡し、緊急着陸するトラブルが発生しました。

 ニューデリー発ドーハ行きのQR579便は、スタンバイパイロットとして搭乗してたパイロットの体調の急変により、ドバイ国際空港へ緊急着陸しました。その後同パイロットは死亡が確認されています。

 ここ数日においては、15日にラタム航空の機長が飛行中に死亡したほか、17日にインディゴのパイロットが搭乗ゲートで倒れその後死亡が確認されるなどしており、偶然ながら世界的にパイロットの就労中の死亡事象が多く発生しています。

 将来的に航空機のワンマン運航を行うために技術開発が進んでいますが、今後このようなトラブルにどのように対応するかが重要な課題となりそうです。Photo : Qatar Airways

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