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一般空港(福岡・北九州・新千歳・那覇など)の2024年度(令和6年度)予算の概算要求 福岡・北九州空港は引き続き滑走路事業を実施

 国土交通省航空局は、2024年度(令和6年度)予算の概算要求を公表し、各空港の事業内容と要求額の詳細が明らかになっており、今回は一般空港(福岡・北九州・新千歳・那覇など)の詳細をまとめます。

【福岡・北九州・新千歳・那覇など】要求額:919億円
 今後の航空需要の回復・増大を見据え、空港のゲートウェイ機能を発揮していくため、福岡空港の滑走路増設事業、ターミナル地域の機能強化等の受入環境整備を推進します。また、国際貨物輸送の拠点機能向上を図るため、北九州空港の滑走路延長事業を推進します。

◇福岡空港:福岡空港においては、滑走路処理能力の向上を図るため、滑走路増設事業を引き続き実施
・供用開始日:2025年3月末
・総事業費:約1,643億円
・6年度事業内容:用地造成、滑走路・無線施設整備 等

◇北九州空港:北九州空港においては、国際貨物輸送の拠点機能向上を図るため、滑走路延長事業を引き続き実施
・供用開始予定日:2027年8月末
・総事業費:約130億円
・6年度事業内容:用地造成、滑走路・誘導路・無線施設整備 等

◇那覇空港:那覇空港 国際線ターミナル地域再編事業
那覇空港においては、観光客の増加に伴い、バス、タクシー、レンタカー送迎車、一般車等による構内道路の混雑が深刻化しているため、国内線ターミナルビル前面の高架道路(ダブルデッキ)を国際線ターミナルビル前面まで延伸することで混雑解消等を図ります。

◇新千歳空港等:受入機能強化
新千歳空港においては、冬期における航空機の欠航や遅延等が課題となっており、航空機や除雪車両の混雑を緩和し、駐機場への引き返しを少なくするため、誘導路複線化や滑走路端近傍のデアイシングエプロン整備等を行うとともに、丘珠空港の機能向上について検討するなど、関係者が連携して取組を推進します。

Photo : 国土交通省

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