福岡空港は、2022年度の単年事業計画を発表しました。主な取り組みは以下の通りです。
◇就航路線の復便、航空ネットワークの拡充◇
• 国内線・国際線の早期復便に向けたエアラインとの継続協議
• 中国や東南アジア等の新規路線の就航実現、及び更なる路線網拡充に向けた誘致活動の継続
アジア地域国際航空路線商談会(Routes Asia)への参加やエアラインへの訪問等営業活動の実施
• 九州域内の自治体及び観光推進団体等との連携を通じたインバウンド、アウトバウンドの旅客需要喚起
九州・福岡の需要拡大に向けた海外の旅行事業者向けWebセミナー、プロモーションの実施
• 旅客需要の活性化並びに復便の早期化に向けた海外空港等との協力関係の構築・連携施策の実施
◇魅力ある施設開発計画の推進◇
国際線地区においては、将来の航空需要を確実に受入れるべく旅客ビル施設の増改築等、空港容量の拡大に向けた環境整備に取組みます。また、国内線地区においては、旅客の利便性向上に加えて、航空機利用以外のお客さまを多く呼び寄せる、魅力ある施設開発計画を推進します。
【国際線地区】
• 国が実施する滑走路増設事業に合わせ、年間旅客数1,600万人の受け入れ環境整備に向けて、2022年5月、国際線旅客ビル施設増改築工事に着工
Photo : FIAC
• 「より楽に」「より早く」「より楽しく」空港を利用できる施設整備の推進
◇出発ロビーの拡張(2,700㎡→6,600㎡)
Photo : FIAC
◇保安検査場の検査レーン増設(6レーン→9レーン)
◇先進設備の導入等による出発・到着手続きの短縮
◇免税店面積を約4倍に拡張(1,500㎡→6,000㎡)
Photo : FIAC
• 2022年4月、国際線立体駐車場(1期)(約1,000台)工事に着工
【国内線地区】
• 国内線旅客ビル施設の交通機能強化、及び旅客の利便性向上に繋げる開発計画の策定
Photo : FIAC
◇旅客動線に沿った交通機能の再配置・バスターミナル新設
Photo : FIAC
◇ホテル・オフィス機能を設け、都市機能を補完
• 福岡・九州から航空機利用以外の利用客を多く呼び寄せる複合施設(商業施設・ホテル)開発計画の策定
• 立体駐車場の建替え(駐車台数:837台→約1,600台)
◇福岡県の空港の将来構想の実現に係る協力方針◇
24時間利用可能な空港、発着枠に余裕がある北九州空港の特性を活かし、北九州空港への貨物便の増便・誘致。北九州空港と一体となり、福岡のプロモーション活動を推進
【施設整備スケジュール】
Photo : FIAC