エールフランスKLMグループは、月内にも約50機規模のワイドボディ機の発注を発表する可能性があることがわかりました。
現地紙などによればこの発注は、老朽化したB777-200型機26機、A330-200型機21機、A330-300型機5機の後続機として導入が検討されているものとなり、エアバスとボーイングの両機種が候補にあがっている状況です。
具体的には、A350シリーズとB787-10またはB777Xが候補になっているとみられており、発注規模も大型となるだけに今後どちらのメーカーの機材を発注するのか、注目が集まります。
なお両社は今後も事業拡大を見据えた機材計画を策定する方針ですが、KLMオランダ航空のハブとなるスキポール空港の発着枠の問題もあり、機材計画は慎重な判断が必要となりそうです。Photo : Airbus