エミレーツ航空は、2023年12月20日よりプレミアムエコノミー搭載のA380型機を東京/成田~ドバイ線に投入することを発表しました。
同社のプレミアムエコノミーを搭載したA380型機は、ファーストクラス14席、ビジネスクラス76席、プレミアムエコノミー56席、エコノミークラス338席となり、座席数は合計484席となります。
プレミアムエコノミーの配列は2-4-2となり、シートピッチは40インチ、座席幅は19.5インチ、リクライニングは8インチ、モニターは13.3インチ、電源、ダイニングテーブル、カクテルテーブルが備わっているほか、2つのトイレが同クラス専用のトイレとなります。
現在同社は、プレミアムエコノミー搭載機を増やすために改修プロジェクトを進めており、毎月4機のペースで、67機のA380と53機のB777を対象に最新シートへの改修を進めています。現時点では、A380型機の119 機のうち、20機にプレミアムエコノミーを搭載しており、このうち新造機を除き改修した機体は14機となっています。
今回このような競争力のある機体を成田線に投入するのは同社が日本市場に注力している証拠でもあり、新たな選択肢が広がり利用者の満足度の向上が期待されます。Photo : Emirates