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【後編】ベトジェットエア、副社長が来日し今後の戦略などを説明 広島~ハノイ線は現在調整中

 ベトジェットエアのJay L Lingeswara副社長は、日本就航5周年を記念して、今後の事業戦略を説明し、詳細は前編で紹介しましたが、今回は、今後の日本路線に関する情報を後編としてお伝えします。

 現在同社は、東京(成田/羽田)~ホーチミン、東京/成田~ハノイ、大阪/関西~ハノイ・ホーチミン、名古屋/中部~ハノイ、福岡~ハノイの計7路線の定期便を運航しているほか、新潟・静岡・和歌山・松山・鹿児島・仙台などの地方都市へのチャーター便を運航するなどしています。

 今後も同社は日本路線を強化する予定としていますが、5月に開設を発表し、現在就航が延期となっている広島~ハノイ線においては、現在広島空港および現地パートナーとの密接な連携のもと、運航に関する詳細を詰めており、正確な就航日は追って発表する予定とし、今後中国・四国地方で唯一のベトナムへの定期路線を開設できることを嬉しく思うとコメントしています。

 また運休が続いている東京/羽田~ダナン線においては、羽田線での再開を目指すのか、あるいは羽田~ホーチミン線の開設に伴い、成田線として再開する可能性はあるのかの問いに対して、現在すべてのフライトオプションの最終調整を行っており、準備が整い次第発表を予定するとしています。

 また世界的に影響が広がっているA321neoのエンジン問題においては、現在影響は出ていないとしています。

ベトジェットエア、副社長が来日し今後の戦略などを説明 いずれはエミレーツ航空のような存在に【前編】

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