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フェデックスのB757型機が胴体着陸し滑走路をオーバーラン【動画あり】

 現地時間2023年10月4日夜、フェデックスのB757型機が胴体着陸し滑走路をオーバーランするトラブルが発生しました。

 トラブルがあったのは、チャタヌーガ発メンフィス行のFX1376便のB757-200型機となり、離陸後技術的なトラブルが発生したことから、出発空港に引き返すことを決めましたが、着陸準備中にランディングギアの異常の警告灯が作動したことから、緊急着陸を要請しました。

 同機は、ランディングギアの状態を確認するために、空港をローパスしましたが、地上からの情報では主脚が出ていなかったことから、胴体着陸を行うことを決め、燃料を消費した後に同空港に緊急着陸を行いました。

 この着陸では、滑走路接触時に火花が散り滑走路をオーバランし緊張が走ったものの、無事停止し、乗務員も全員無事避難しました。

 現在連邦航空局(FAA)と国家運輸安全委員会(NTSB)が調査を開始しており、事故原因の解明が待たれます。

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