アメリカ運輸省(DOT)は、ユナイテッド航空が申請した東京/羽田～グアム線の開設計画を却下したことを明らかにしました。
ユナイテッド航空は、ハワイアン航空が一部未使用としていた羽田空港深夜早朝枠において、羽田～グアム線の開設する用意があるとし、ハワイアン航空が保有するスロットの使用を求めていましたが、DOTはハワイアン航空が規則に則った運用を行っていると判断し、今後もハワイアン航空が同スロットの権利を保持することになりました。
またデルタ航空が羽田空港昼間発着枠として運用していたポートランド線のスロット返却に伴い、ユナイテッド航空はヒューストン線、アメリカン航空はニューヨーク/JFK線の開設の用意があることを明らかにしてますが、同省は正式に路線選定に着手したとし、スケジュール・使用機材・消費予想燃料など正式な運航計画を提出するよう求めています。
現時点でのスケジュールでは、11月中に路線が決まる見込みとなっており、今後の動向が注目されます。Photo : UNITED Airlines
アメリカン航空、デルタ航空の返還スロットに対して東京/羽田～ニューヨーク/JFK線の開設を申請 約10年振りの路線再開に意欲
ユナイテッド航空、空白の羽田発着枠において東京/羽田～ヒューストン、グアム線を正式申請 ハワイアン航空未使用分にも就航に意欲
