現地時間2023年10月17日、ハワイアン航空は、羽田スロットをめぐるユナイテッド航空の批判に再反論する声明をアメリカ運輸省(DOT)に提出しました。
先日ユナイテッド航空は、ハワイアン航空が未使用状態としている羽田空港の夜間早朝時間帯のスロットを即時再配分するよう求め、グアム線の開設の意向を示しましたが、ハワイアン航空は、今後もスロットを維持するとDOTへ通知し、2023年10月29日までに羽田空港の深夜早朝枠を全て使用するとしました。
今回ハワイアン航空は、ユナイテッド航空によるスロットの使用率が悪いことに対して反論し、スロット維持のルールを順守して計画を策定しており、航空需要がアメリカ本土よりも遅れて回復している日本市場を考慮すれば、合理的な計画であるとし、DOTに対しユナイテッドの申請を却下するように求めています。
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